健診の目的
早期には自覚症状が無く、症状が現れた時にはすでに進行しているという病気は少なくありません。
症状の無い病気を早期に発見するには、無症状のうちから定期的な健康診断を受けることが大切です。
自らの健康を守るためにも、まずは皆さん一人ひとりが自分自身のからだに向き合うことが予防の第一歩です。
1年に1回、定期的に健康診断を受診しましょう。
健康診断の目的
一次予防 | 健診結果から生活習慣の改善をし、病気を予防する 自分自身の生活習慣の問題点を自覚し、改善に取り組むきっかけとする。 |
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二次予防 | 病気を早期に発見し、早期治療につなげる 早期発見・治療により、からだや時間・費用などの負担の軽減をはかる。 |
つまり、健康診断の目的は自覚症状の無い初期の段階で異常を発見することです。
健康診査の心がまえ (6か条)
1. 毎年欠かさず健診を受ける
1年に1回、定期的に健診を受け、健康管理にお役立てください。
ご自身の今の状況を知り、自分にあった運動をしましょう。
2. 健診結果に必ず目をとおし、保存する
後まわしはせず、検査結果はできるだけすぐにみて、すみずみまでチェックをしてください。
経年の変化を把握しておくことが重要です。健診結果は必ず保存しましょう。
3. 結果はきちんと受けとめ、改善目標を立てる
検査結果(数値)は、これまでの生活習慣の結果を示すものです。
結果を受けとめ、食生活や運動習慣、休養、喫煙など、生活習慣の改善目標を立て、実行しましょう。
4. 気になることがあれば健診機関に相談する
検査項目などで不明な点があれば、健診当日でも、結果を受け取った後でも、健診機関に相談しましょう。
基準値の範囲内でも、年々数値が上がる(下がる)項目など、気になる点があれば迷わず相談しましょう。
5. 二次検査(再検査、精密検査)を恐れない、面倒がらない
「以前も二次検査を受けなかったけど大丈夫だった」は危険です。自覚症状がなくても進行する病気もあります。
速やかに二次検査を受診して、早めの診断を受けましょう。
6. 「異常なし」を過信せず、日ごろから体のチェックを行いましょう
ときどき体の自己点検をしましょう。体の状態は、数ヵ月単位で変わることもあります。
日々の生活習慣が、あなたの明日の健康をつくります。
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